ハーブチンキとは？

ハーブの有効成分をアルコール（またはグリセリン）に漬け込んで抽出した濃縮液のことです。
ナチュラルなセルフケアやホームレメディーとしても人気があります。

自然の薬箱として、お気に入りを作ってみてはいかがでしょうか？
 

基本の材料＆作り方

【材料】
・乾燥ハーブ（または生のハーブ）：適量（２０～３０ｇ）
・無水エタノールやウォッカ（４０度以上）：約２００～３００ml
・密閉できるガラス瓶（遮光瓶がおすすめ）
・ラベル（ハーブ名・日付を書けるもの）

【作り方】
１．ハーブを瓶に入れる
瓶の１/２～２/３くらいまでハーブを入れます。

２.アルコールを注ぐ
ハーブが完全に浸るように注ぎます（瓶の口から２～３㎝空ける）。

３.日付・内容を記入して保存
ラベルを貼って冷暗所で保存。１日１回軽く振る。

４.２～４週間後に濾す
ガーゼやコーヒーフィルターなどで濾して、遮光瓶に保存。冷暗所で１年ほど保存可能。
 

おすすめのハーブ

【カレンデュラ】抗炎症・傷やニキビ、湿疹、敏感肌ケアに最適
　チンキを精製水で１０倍ほどに薄めて、スプレーや化粧水や洗浄液に。

【ラベンダー】抗菌・鎮静・癒傷作用、乾燥肌や吹出物に
　チンキを保湿ローションのベースや湿布用に薄めて使用

【ローズマリー】抗酸化・血行促進、肌のくすみやアンチエイジングに
　収れん化粧水に（脂性肌に特におすすめ）
 

チンキを肌に使う時のポイント

・原液は刺激が強いため、必ず希釈して使う
・精製水や芳香蒸留水（ハーブウォーター）で５～１０倍に薄める
・パッチテスト必須（腕の内側などで１日様子を見る）
・保存は冷暗所または冷蔵庫で